1・3年生合同による「バイタルサイン測定演習」を行いました。
学年間で学び合うこの授業は、毎年学生たちにとって大切な成長の機会となっています。

1年生は看護師役、3年生は患者役となって演習を進めます。

バイタルサインの測定だけでなく、声かけの仕方や安楽な姿勢への配慮など、“患者さんにとって心地よい看護とは？”を考えながら丁寧に取り組む姿が見られました。
最初は緊張した面持ちでしたが、3年生の優しいまなざしと温かいサポートに支えられ、しっかりと力を発揮することができました。

3年生は、1年生の手技や声かけの様子を真剣に観察し、「ここが良かったよ」「こうするともっと良くなるよ」と、的確で心のこもったアドバイスを行っていました。
“さすが先輩！”と思える場面が何度もあり、頼もしい姿に1年生だけでなく教員も思わず笑顔に。
もうすぐ最後の臨地実習を迎える3年生にとっても、自分の看護を改めて見つめ直す貴重な時間になったようです。

演習の最後には、全員で気づきや学びを共有しました。
1年生は“看護師としての第一歩”を、3年生は“臨地実習に向けた課題の確認”をそれぞれに実感し、学年間のつながりがより深まった瞬間でした。

今回のような合同授業を通して、「こんな先輩になりたい」「後輩の成長が励みになる」そんな気持ちが自然と生まれ、学生の成長につながっています。
これからも、仲間とともに学び支え合いながら、“看護師になるという夢”に向かって一歩一歩進んでいきます。