レポート
1年生(10期生)が初めての病棟実習を行いました
2024年11月06日
「基礎看護学実習Ⅰ」の授業で1年生にとって初めてとなる病棟実習(3日間)が終了し発表会を行いました。
今回は本校と隣接している母体病院の近森病院で実習に取り組みました。実習施設が近いことは時間的、精神的な余裕が生まれるほか交通費がかからないこともメリットになります。
この実習ではシャドーイングを行い専門職としての姿勢や患者さんとの関わり方などを間近で見学することで、現場の看護師がどのような根拠に基づき行動しているかなどを学びました。初めての病棟実習で患者さんや病棟スタッフと関わるということもあり、とても緊張した様子でした。
実習指導担当の方からは看護師の役割や患者さんと接する際のポイント、どのように患者さんの体調等を評価しているかなどを丁寧に教えていただきました。多くのことを学んだだけではなく、患者さんからも優しい励ましの言葉を頂戴し”看護師になる”ということを強く実感しました。
実習終了後はこの実習を通して学んだことなどをまとめた発表会には、各病棟の実習指導担当の看護師や看護師長なども参加してくださいました。母体病院での実習は現場の方にも来ていただきやすくフィードバックやお褒めの言葉などをタイムリーに直接聞けるため学生の励みにもなっていると感じています。
初めてのことばかりで戸惑うこともありましたが、頼もしい現場スタッフに見守られながら技術的な部分だけでなく看護師として働くことのやりがいや喜びも教えてもらい、非常に学びの多い実習となりました。
社会医療法人 近森会 近森病院附属看護学校
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